社報紹介
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(庄田専務)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(野佐根アドバイザー)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(菊池次長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(川島所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(森副所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(荒田副所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(齋藤所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(大宮所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(大塚副所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(大野所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(成田担当所長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(戸塚課長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(人見課長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋(石丸機械担当課長)
マンスリーミツワ2023年1月号より抜粋
自分たちの仕事へ意識改革
宇都宮事業所 所長 川島 健路
今年度は下期に入り作業の繁忙が各所で起きており、宇キ宮事業所においても例外ではなく年末から、社員にはなかなか満足な休暇をとらせてあげられていないのが現状です。そんな中でも疲労蓄積によるトラブルを出さない様、まずは年度末までの無事故無災害を目標にいただける仕事をこなして乗り切っていきたいと思います。
さて、新年を迎えたところで2022年を振り返ってみると、記録に残る大きな事象は無かったものの普段の作業における振り返りやパトロールでは、まだまだ「未熟さ」の露呈した一年だったなぁと私自身も指導力の無さを痛感しています。線路作業において重要な「声かけ」や「確認会話」これは、他に引けを取らないぐらい活発でありながら、徹底した工程管理・責任者クラスからの提案力や問題意識には「消極的」な部分が目立ってきたと感じています。近い未来、施工管理を一手に任されるであろう時代の流れに乗るためには、組織的に強くなる取組みを行っていかなければ「仕事を任される強い会社」として盤石な状態にはなれません。
そこで2023年に強化すべき取組みの一つ目は、会社組織としての方向性でもある「作業責任者の意識レベルの向上」を推進していきます。『終わるだろう・なんとかなる』の精神から脱却して、現調や打合せを通じて理論的な検討と提案が出来る責任者の育成と次のステップへのレベルアップが急務です。データやビジュアルを活用した社内での検討会(工程打合せ)を取り入れ、リスクの洗い出しはさることながら『どうやってこの仕事、この現場を時間内に安全に終わらせるか』を事業所の責任者同士で考え、元請様に『こうして欲しい、こうやらせてくれ!』と言い切れる、まずは雰囲気づくりをしていきます。反対に『これでは出来ない』と根拠をもって取引先にご提案が出来るチームにしていくのも私の仕事であり、事業所の屋台骨である正に責任者の神髄だと考えています。これには作業の終わりまでをイメージ出来ている必要があり、出来そうだから・・・、無理そうだから・・・と言った行き当たりばったりで漠然とした仕事のやり方から脱却しなければ達成できない目標です。日々の現場が違う軌道工事において、仕事に追われ忙しい一責任者にひと仕事丸投げするのではなく、作業を指揮する責任者が培ってきた知識や経験から持ち得る膨大なデータを絞り出し合って「自分の仕事」から『自分たちの仕事』と、意識を移行できる仕掛けを一年の取組みにしていきます。ルールや制約に縛られ、やることだらけの責任者の仕事を、現場の頭(カシラ)たちが一丸となって盛り上げ、意見を出し合うことによって、責任感であったり仕事への愛着も着々と向上し『イキイキした事業所』づくりに繋がると思っています。
冬場は行き帰りの交通事故も懸念されます。また、ウイルス感染にも二重三重の対策を取りつつ、この忙しい年度末を乗り切るために、休める時間にシッカリ休んで次の作業も意識的に無事故で完遂していきましょう。維新建設宇キ宮事業所の仕事、いつも安全に終わらせてくれて感謝しています。そして、いつも元気で帰ってきてくれてありがとうございます。