社報紹介
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(菊池次長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(齋藤所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(佐藤副所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(川島所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(森副所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(荒田副所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(大塚所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(大宮担当所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(大野所長)
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋(成田担当所長)
2024年1月号
2023年9月号
マンスリーミツワ2024年5月号より抜粋
家族が安心できる職場へ
小山事業所 所長 齋藤 忍
ベストモデル2年目の重点実施項目である現場調査時の動画撮影について焦点を当ててお話ししたいと思います。なぜ動画撮影を思いついたかですが、今年度はB点呼時に行うKY活動に強い拘りを持ちたいからです。皆さん、B点呼で行っているKY活動時のシーンを思い出してください。思い出されたなら私が今から言うことが安易に想像できてしまうと思います。一言でいえばマンネリ化しています。原因としてはいつも出る危険予知内容は定型文だから。対策もお決まりの言葉。この二つの定型文がマンネリ化の最大の要因だと私は考えました。
なぜ、お決まりの言葉が飛び交うのでしょうか。@現場の立地を想像出来ていないA今から行う作業で危険な目に遭ったことが無い、または見かけたことが無いB想像は出来ているが言葉にするのが難しいC早く点呼を終わらせたい、などの理由があると思います。@について考えると、出した答えが現場状況の動画でした。各々の記憶に頼り、古い情報ではなく直近の現場状況を可視化することが出来れば、発言する危険予知も自ずと件数や具体的な発言が増えると思いました。Bについては、発言する立場と発言を受け止める側の両方のスキルアップが必要です。発言する人は動画や経験を題材に、予知した危険を自分なりの言葉でいいので相手に伝える。伝える場合は、言葉が長いとか書くのが大変だろうな・・・と言った気遣いは不要です。そして一番大変なのは意見を受け止める側です。出てきた意見を相手の気持ちを汲み取ってまとめなくてはいけません。ですから発言する人は、しっかりと現場を想像して現場の立地と作業に寄り添った具体的な危険を見つけてほしいです。
色々とゴチャゴチャ書きましたが、一番はいかに現場を想像したKY活動が出来るかです。その日の作業と現場を想像してください。何気なく「行ってきます」「ただいま」「おはよう」「おやすみ」家族に向けた言葉。仲間には「ういっす!」「おはよう」「お疲れ様」など、いつも通りの日常を。列車を止めたとか、加工ミスをしたとかは帰りが遅くなっても上記の言葉は無くならない。しかし、ケガや万が一の時はこのいつもの言葉が無くなります。現場だけではなく、現場の行き帰りの通勤でも同じです。そんな当たり前の言葉を無くさないように、今年は現場を想像することへ重点を置いたベストモデルに拘りたいと思います。