社報紹介
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(菊池次長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(川島所長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(森副所長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(荒田副所長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(齋藤所長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(大宮所長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(大塚副所長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(大野所長)
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋(成田担当所長)
2024年5月号
2024年1月号
マンスリーミツワ2023年9月号より抜粋
見る側が安全度を決める
宇都宮事業所 所長 川島 健路
皆さんお疲れ様です。丸一年とひと区切り、ユニオン建設様の全現場において要注意事故は発生していません。夏季の連休明け事故防止会議にて、齋藤支店長様より「要注意事故完封が最優先、それは絶対に違いますからね!!」と念押しされました。これは我々の安全度、すなわち「作業現場、列車の運行、仲間とお客様の命」全ての安全が最優先されることを意味していると思っています。何事もなく作業を終え、完璧な仕上りで発注者様へ線路をお返しすることが我々の使命ですが、時にはその完璧のために躊躇なく列車を止めることが、安全の確保のために最優先になり得ると言うことを、宇キ宮27名全員の共通認識として業務に臨みましょう。
「失敗を経験した会社は強くなる」と言う人もいますが、私個人的には『強い会社はそもそも失敗しない』のだと考えています。何故か…?訓練や教育、教訓に対する振り返りと対策を重ね異常時のリスク管理が出来ている、練度が高く施工体制が盤石であるなどの理由で、イレギュラーが発生しても次の一手や応用手順をすぐに導きだし対応出来る。つまり、何かあったときこそ会社の強さが見えるものだと思えます。前置きはともかく、我々宇都宮事業所を端から見た時、その安全度はどう見えているでしょう?「維新建設なら間違いない!」と言って頂ける状態でしょうか??と、私が他人事のように偉そうなことを言えませんが、決して胸を張って『俺たちに任せろ!』と言える状況ではないと、少なくとも社員の大半が感じていたり自覚していると思います。何故か?私も含め100%の自信がないまま、仕事に突入しているからではないでしょうか?
これからの時代において、生産性・施工性の向上、それから会社の安全度を決めるのは@業務のビジュアル化A職人的業務を継承するための鍛錬(訓練)B昔にとらわれず、順応できる心身を備えることだと思います。従業員の統制がとれていない・技を持っていない・昔の話ばかり自慢気で、現代のルールで仕事をできない会社に『安全』は担保できませんよね?社会人としての人付き合いの上手さや、仕事への謙虚さも非常に大切です。仕事の確保が難しくなっている現代において、協業他社より秀でるには、『ムラの無い社員共育・あの会社に任せれば線路が綺麗になる・何かあっても直ぐに対応してくれる』これらが必須です。傲慢な会社に明るい未来はありません。とにかく、安全に仕事をするために何を安全と考えられるかと、自分たちが仕事をもらうために、いかに日頃から基盤固めを行えるか。そうやって地道に安全を培った会社が、これからも生き残ります。失敗を恐れずに、むしろそれを糧にして成長し、所員一丸となって頑張りましょう!